82回から参加費および学会運用を改定しました。抄録誌は会期前にPDFで刊行、閲覧には事前参加登録が必要です。

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熊本大学大学院生命科学研究部 産科婦人科学講座

教授 近藤 英治

このたび、第82回九州・沖縄生殖医学会を2026年4月5日(日)に、福岡市のTKPエルガーラホールにて開催させていただくこととなりました。伝統ある本学会を熊本大学産科婦人科学教室が担当させていただけますことを、大変光栄に存じますとともに、会員の皆様に心より御礼申し上げます。

わが国では出生数の減少が続き、2024年の出生数は約68万人でした。その一方で、生殖補助医療(ART)による出生児は2023年には約8万5千人(出生8.5人に1人)に達し、私たち生殖医療従事者が果たすべき役割はますます大きくなっていると感じております。少子化は社会の持続性に関わる深刻な課題であり、生殖医療は社会からの期待を集めると同時に、高い倫理観と多職種の協働が求められる領域です。医師のみならず、胚培養士、看護師、助産師、臨床心理士、コーディネーターなど、多くの専門職が連携しながら支えるチーム医療の重要性がこれまでになく高まっています。

さらに近年は、妊娠を希望する前から健康を整える「プレコンセプションケア」の重要性が広く認識されるようになりました。将来の妊娠・出産を見据えた健康支援は、生殖医療の延長線上にある新しい実践領域であり、母児双方の予後を左右する鍵といえます。本学会でも、妊娠前からの血圧管理を含め、プレコンセプション期から周産期にわたる健康支援のあり方について、会員の皆様とともに新たな視点を共有できればと願っております。

本学術集会では、臨床と基礎研究の両面から生殖医療の最前線を見つめる2つのセミナーを企画いたしました。モーニングセミナーでは、英ウィメンズクリニックの江夏徳寿先生をお迎えし、「採卵アウトカム向上に向けた戦略的アプローチ」と題して、日々の診療に直結する実践的な知見をお話しいただきます。ランチョンセミナーでは、秋田大学の寺田幸弘教授より、「ヒト生命の困難な船出:ライブセルイメージングで知る初期胚分裂の脆弱性、多様性」と題し、生命誕生の瞬間を可視化する最先端研究をご講演いただきます。

福岡は九州・沖縄の中心として、多くの人々が集い、交流を生み出す活気ある都市です。本学会が、生殖医療の未来を語り合い、新たな連携と発想を生み出す場となることを願っております。

最後になりましたが、本会の開催にあたり、日本生殖医学会 九州・沖縄ブロック長の長崎大学の三浦清徳先生をはじめ、事務局の皆様、ならびに協賛企業の皆様の多大なるご支援とご尽力に深く感謝申し上げます。春の福岡で、皆様にお目にかかれることを心より楽しみにしております。

開催会場

TKPエルガーラホール
福岡市中央区天神1-4-2

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事務局

日本生殖医学会 九州・沖縄ブロック
ブロック長:三浦 清徳

長崎大学医学部 産科婦人科
事務局担当:梶村 慈
〒852-8501
長崎県長崎市坂本1丁目7-1
長崎大学 医学部 産科婦人科学教室
電話:095-819-7363
FAX:095-819-7365
e-mail:
sanka@ml.nagasaki-u.ac.jp

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